植木鉢の素材について
■テラコッタ・素焼き
職人が粘土を型に押し当てたり、ロクロを回して形作ったものを窯に入れて焼いたものです。
肉厚で高温で焼かれたものほど凍て割れしにくく頑丈なのが特徴です。
土によってショコラ色や赤茶色、白褐色、乳白色など仕上がりの色味が異なります。
表面に特殊な材料を使用して焼きアンティークの風合いに仕上げたものもあります。
テラコッタの起源であるイタリア・ギリシアにおいて、現在でも伝統的な技法で生産されている鉢は大変重厚で趣があり、テラコッタの最高級品といえます。
(トスカーナシリーズ・ギリシャシリーズ)
一方、近年ではベトナムやタイなどの東南アジアで作られた比較的安価で手軽に購入しやすいものが多く出回っています。
メリット:通気性が良く、植物の根に酸素が届きやすいため、植物にとって生育しやすい環境を与えてくれます。
また、使い込むほどに味わいが深まり、鉢の変化を楽しむことができます。
デメリット:樹脂製に比べて重量が重く、サイズが大きくなるほど移動が大変です。

■陶器・磁器
食器と同じように、植木鉢にも陶器と磁器の鉢があります。
陶器の主な原料は粘土、磁器の主な原料は岩石で、一般的に磁器の方が高温で焼かれています。
表面に釉薬を塗って色や模様を加えてあり、無地のホワイトやブラックなどのシンプルなものから優美なデザインのもの、木目模様など、デザインが豊富に揃っています。
受け皿がセットになっており室内で使用できるものが多くあります。受け皿があれば植木鉢カバーとしても使用できます。

■樹脂
樹脂の種類はとても多く、植木鉢の品質は安価で耐久性の乏しいものから10年保障が付いたものまで幅広くあります。
当店では、数年ですぐに色あせて割れてしまうものは取り扱っていません。
一定の品質基準を満たしたものを取り揃えていますので、安心してお買い求めください。
また、デザイン性の高い植木鉢が作りやすいのも樹脂の特徴です。
陶器製かどうか近くに行って見ないと分からないほど精巧に作られた鉢や、イタリアのプロダクトデザイナーがデザインしたプランターや
移動に便利なキャスターが取り付けられるものなどがあります。
メリット:軽く大きいサイズでも扱いやすい。機械で生成するため、サイズの誤差など個体差がほとんどありません。
(商品によってはロットごとに色味が多少異なるものはあります)

■樹脂とその他の素材の混合素材
近年、人気を集めているのが樹脂にその他の素材を混ぜ合わせて作られた新しい素材の植木鉢です。
従来の樹脂のみの鉢・プランターに比べて、強度や通気性に優れたものが開発されています。
ファイバークレイ:
樹脂にガラス繊維、土を混ぜてあります。従来の樹脂に比べ、通気性と通水性に優れており、使うほどに風合いが増すテラコッタのような楽しみも味わえます。陶器製よりも軽いのも特徴です。
テラミックス:
樹脂(塩化ビニール)とテラコッタを混ぜ合わせて作られています。樹脂製の軽さは保ちつつ、樹脂製よりも通気性に優れています。
グラスファイバー(FRP):
樹脂にガラス繊維を貼り付けており、強化プラスチックとも呼ばれます。軽くて耐久性があり、表面がレンガ風や丸太風などデザイン豊富にそろっています。
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